安全注意文以外の、設置などに関する記載要求事項があります。
A.電源・接地に関する情報
【適用規格】JIS C6950-1:2016 1.7.2.1項、1.7.2.3項、1.7.2.4項、1.7.4項、1.7.5A項、1.7.7.2項、1.7.14B項、
3.2.1.2項、2.6.3.3項
1.必要に応じて、国の配線規定についての記載を⾏うこと
2.IT電力系統接続情報
(1)対象機器
・IT電⼒系統に接続する機器
・必要に応じてIT電⼒系統への接続に変更可能な機器
(2)IT電力系統への接続情報(接続方法、注意事項など)が記載されていること。
3.外部過電流保護デバイスの定格
(1)対象機器
機器内に適切な過電流保護デバイスを持たないタイプBプラグ接続形機器、恒久接続形機器
(2)機器外部に設置する過電流保護デバイスの最⼤定格値、接続方法、注意事項などが記載されていること
4.電源電圧調整方法
(1)対象機器
複数の定格電圧・定格周波数の電源に接続できる機器
(2)調整⽅法が全て記載されていること。
5.電源コードセット情報
(1)対象機器
定格電圧125V以下で、定格電流10Aを超える機器
(2)電源コードセットを同梱しない場合は、適切なコードセットに関する情報が記載されていること。
6.交流主電源導体⽤端⼦情報
(1)対象機器
恒久接続形機器及び⼀般⽤⾮着脱式電源コード付きの機器で、三相機器であるもの
(2)相導体接続を間違えたときに、過熱などの危険の恐れがある場合は、相導体接続⽤端⼦に対応する相の情報が
記載されていること
7.クラス0Ⅰ機器に⽤いる保護接地接続線情報
(1)対象機器
主保護接地端⼦として独⽴した端⼦を備えたクラス0Ⅰ機器で、保護接地接続線を機器に同梱しない場合
(2)適切な保護接地接続線についての情報が記載されていること
8.直流主電源への接続
(1)対象機器
直流主電源へ接続する機器で、直流主電源の⼀つの極を、機器の主⼊⼒端⼦と主保護接地端⼦との両方に
接続する場合
(2)設置指示書などに、システムの適切な接地⽅法が記載されていること
9.過電流保護デバイスの最大定格
(1)対象機器
・タイプBプラグ接続形機器
・恒久接続形機器
(2)機器の外部に備える過電流保護デバイスの最⼤定格が記載されていること
B.設置に関する情報
【適用規格】JIS C6950-1:2016 1.3.6項、1.7.14項
1.機器の置き方に関する情報
(1)対象機器
・置き方により、要求事項の適⽤、試験結果に重⼤な影響が起こる可能性がある機器
・可搬形機器
(2)輸送時、移動時及び使用時の機器の置き方が記載されていること。
2.アクセス制限場所に設置する機器への注意情報
(1)対象機器
アクセス制限場所だけに設置する機器
(2)設置場所の必要条件、設置の狙い、設置方法、注意事項などが記載されていること
A.レーザークラス情報
【適用規格】JIS C6802:2011 5.2項、5.8項
1.対象機器
レーザーシステム機器
2.次の主旨が仕様欄に記載されていること。
・該当するレーザークラス
・規格名称及び発行日付(JIS C6802:2011)
・レーザ放射の最大出力、パルス持続時間、放出される波長