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SELV回路の設計要求事項(情報機器)

はじめに

   IEC60950-1(H26):JIS C6950-1:2012では、IEC60335-1と少し異なり、SELV回路ELV回路

   TNV回路制限電流回路について、細かく規定されています。

 

   これらの要求事項は試験による確認というよりも、設計仕様の確認に近い内容となっていますので、

   技術基準のページでは無く、豆知識のページに掲載することしました。

 

   ここでは、SELV回路について、説明します。

要求事項

1.通常状態での電圧限度

  (1)単独のSELV回路内のいずれか二つの導体間又は相互に接続したSELV回路のいずれか二つの

     導体間の電圧及びSELV回路のいずれかの導体~接地間の電圧は、ピーク42.4V又は直流60V

     未満であること。

 

     a)ネットワーク線又はケーブル分配システムからの過電圧を受ける回路はTNV-1回路

       分類されます。

2.故障状態での電圧限度

  (1)単一故障時に単独のSELV回路内のいずれか二つの導体間又は相互に接続したSELV回路間の

     いずれか二つの導体間の電圧及びSELV回路のいずれかの導体と接地間の電圧は、ピーク42.4V

     又は直流60V未満であること。

 

     a)但し、200ms以下の場合はピーク71V又は直流120Vまで上昇してもよいものとします。

 

  (2)故障後に繰返性を持つ電圧(例:電源の“間欠発振”モード)の場合は、V1を超える(但し、

     V2を超えない)追加のパルスを次表の条件で許容することができます。

     a)但し、t1は200msec未満であること。

     b)t1の間、一つのパルスだけ V1を超えることを許容します。

     c)波形はどのような波形でも良いものとします。

 

表4-59 SELV回路故障状態のパルス電圧許容値

t1 t2
20msec以下 1秒を超えなければならない
20msecを超える 3秒を超えなければならない

              V1:ピーク42.4V又は直流60V

              V2:ピーク71V又は直流120V

3.他の回路との接続

  (1)他の回路に接続する場合は、下記全てを満足すること。

     a)機器内のいずれの一次回路(中性線を含む)からも基礎絶縁で分離されていること。

       但し、二重絶縁又は強化絶縁の要求に適合するコンデンサ等の部品による橋絡及び制限電流

       回路との接続要求事項に適合している場合を除く。

     b)通常の動作状態で、電圧限度値を満足すること。

     c)SELV回路の(絶縁の)単一故障又はSELV回路が接続されている二次回路の(絶縁の)

       単一故障時に、電圧限度値を満足すること。

       但し、TNV回路の一般要求事項に適合するものを除く。

 

  (2)次のいずれかの方法で危険電圧回路と分離した二次回路から導電的に電源供給を受ける場合、

     そのSELV回路危険電圧回路と分離しているとみなします。

     a)二重絶縁又は強化絶縁により分離されている

     b)基礎絶縁によって危険電圧回路から分離し接地した導電性遮蔽物を使用している

 

  (3)一次回路から二重絶縁又は強化絶縁で分離されている危険電圧がある二次回路から作られている

     SELV回路は、単一故障状態時の電圧限度値を満足していること。

     また、変圧器内部の絶縁が基礎絶縁に対する耐電圧試験に合格する場合は、危険電圧がある

     二次回路SELV回路との間の分離を行う変圧器内部の絶縁の短絡を単一故障とみなします。

該当技術基準

   IEC60950-1(H26):JIS C6950-1:2012 2.2項

 

 

 

 

ktass

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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