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遠隔操作可能な配線器具の範囲拡大について

はじめに

今までは、火災等のリスクが大きく、技術基準を満足できないとされていた配線器具について、警告表示等を付けることを条件として、負荷機器が自由に選択できる遠隔操作可能な配線器具を販売できることとなりました。

 

適用範囲の拡大にあたり、経済産業省で検討されてきた以下の報告書が、導入に当っての考え方の基準となります。

   遠隔操作可能な配線器具の範囲拡大について

  「解釈別表第四に係わる遠隔操作」に関する報告書の追加検討報告書

 

上記2種類の文書より抜粋して、ご案内いたします。

背景(検討内容)

1.想定された対象製品

   標準プラグを接続できる次の「差込み接続器」に遠隔操作を追加したもの。

   遠隔操作機構を追加した状態での電気用品名は、「その他の差込み接続器」となります。

 

     コンセント、延長コードセット、コードリール、マルチタップ、コードコネクターボデイ

     及びアダプターに区分されるもの

 

   上記対象製品以外の配線器具については、同等の安全基準及びリスクであることが明白で有れば、

   技術基準を満足できている可能性も有ります。

   技術基準適合性の根拠と共に、登録検査機関及び経済産業省に確認するようにしましょう

2.関連する技術基準(別表第四)

  (1)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(a)
      遠隔操作に伴う危険源がない又はリスク低減策を講じることにより遠隔操作に伴う危険源が

      ない負荷機器に限定されているもの。

 

  (2)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(b)
      通信回線が故障等により途絶しても遠隔操作される配線器具及び負荷機器が安全状態を

      維持し、通信回線に復旧の見込みがない場合は遠隔操作される配線器具の安全機能により

      安全な状態が確保できること。

      ただし、接続できるものとして、連続通電可能な負荷機器に限定している場合は

      この限りでない。

 

  (3)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(c)
      負荷機器の近くにいる人の危険を回避するため、次に掲げる対策を配線器具に講じている

      こと

        ⅰ 手元操作が最優先されること
       ⅱ 負荷機器の近くにいる人により、容易に通信回線の切り離しができること

 

  (4)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(d)
      遠隔操作による動作が確実に行われるよう、次に掲げるいずれかの対策を配線器具に講じる

      こと。

       ⅰ 操作結果のフィードバック確認ができること
       ⅱ 動作保証試験の実施及び使用者への注意喚起の取扱説明書等への記載

 

  (5)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(e)
      通信回線((イ)に掲げるもの及び公衆回線を除く。)において、次の対策を遠隔操作される

      配線器具に講じていること。
       ⅰ 操作機器の識別管理
       ⅱ 外乱に対する誤動作防止
       ⅲ 通信回線接続時の再接続(常時ペアリングが必要な通信方式に限る)

 

  (6)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(f)
      通信回線のうち、公衆回線を利用するものにあっては、回線の一時的途絶や故障等により

      安全性に影響を与えない対策が配線器具に講じられていること。

 

  (7)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(g)
      同時に外部の2 箇所以上から負荷機器の近くにいる人に危険が生ずるおそれのある相反する

      遠隔操作を受けつけない対策を配線器具に講じること。

 

  (8)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(h)
      配線器具は、適切な誤操作防止対策を講じること。

 

  (9)共通の事項(2)構造 ロ(ロ)b(i)
      配線器具は、出荷状態において、遠隔操作機能を無効にすること。

 

  (10)共通の事項(2)構造 ロ
      遠隔操作機構を有するものにあっては、器体スイッチ又はコントローラーの操作以外に

      よっては、電源回路の閉路を行えないものであること。ただし、危険が生ずるおそれの

      ないものにあっては、この限りでない。

 

  (11)2014年9月18日公布されたガイドの内容

対応すべき表示内容(例)

1.概要

   対応すべき表示内容は、次の3つとなります。

    a)本体表示

    b)取扱説明書

    c)web等の操作画面

2.本体表示例

  

3.取扱説明書警告文例

  遠隔制御機能を利用する場合は、遠隔操作により火災・感電・事故・傷害の発生する危険がある機器は

  接続しないでください。特に、電気ストーブや電熱器など熱を発生するものは、火災の原因となります

  ので絶対に接続しないでください。また、接続される機器の安全性に関しては、接続される機器のUSB

   等のアウトレットにも遠隔操作によって危険がないことを確認して下さい。


  本機に接続される機器は、必ず、本機の近傍にあり、本機の近傍にいる人が危険を感じた場合、機器の

  電源プラグを容易に外せるようにしてください。


  本装置は、連続運転が可能な通信機器や情報端末などの電源を、ON/OFF 制御することを目的として

  います。連続運転が可能な装置のみを接続してください。

3.Web操作画面

  (1)操作条件

     a)製品購入後は運用条件が揃っていても「遠隔操作はできない設定」にしてあり、

       遠隔操作が必要になる時にその設定を変更しなければならない仕組みとする。

     b)遠隔操作が可能な環境かどうか確認するために、以下の場合に確認画面表示すること。
       ・製品購入後に「閉路操作許可の設定」において、許可の設定を行う時。
       ・WebUI 上で、初めて閉路操作をする時。
       ・WebUI 上で、閉路操作を含むスケジュール(タイマー)設定を初めて行った時。

 

  (2)確認画面の条件

     a)接続器本体への表示の内容から危険源と危険種の文言を表示する。
     b)危険源を理解してもらうための判りやすい説明を表記する。

 

  (3)表示例

      

 

 

 

 

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