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 トップページ > 豆知識トップページ > 電気用品の技術上の基準を定める省令の全部を改正する省令の改正ポイント

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電気用品の技術上の基準を定める省令の全部を
改正する省令

はじめに

  2014年1月1日より施行されています。

  注意するポイントは、以下の3つとなります。

   1.特定電気用品

     (1)既存品:有効期限内で製造・輸入されていることを確認すること。

     (2)新製品:新型式区分、技術基準に適合するように設計すること。

   2.特定電気用品以外の電気用品

     (1)既存品:新型式区分、追加された技術基準に適合しているかを確認し、施行後は適合した

            ものを製造・輸入すること

     (2)新製品:新型式区分 、技術基準に適合するように設計すること

   3.新カテゴリーの製品、機能、機構を開発し導入する場合は、リスクアセスメントを行い、

     必要な安全対策を自主的に行うこと。

改正主旨

1.法体系の整備

   今まで省令に記載れていた技術基準・規格内容(例:絶縁距離の規定値)を、全て省令に基づいて

   発行される”通達”に格下げすることにより、技術基準・規格内容の改定を柔軟に行える法体系に変更

   されました。

2.性能の規定化による本質安全の要求

   上記により省令本文には、概念的な性能(例:火災の危険がないこと)のみ記載されています。

   そのため、各製造者自身での本質安全の追求・検討など自己責任の範囲が拡大しています。

3.技術基準の変更はなし

   法体系の整備により、技術基準自体の変更は発生していませんが、市場事故等を鑑み、追加(強化)

   された技術基準があります。

改正後の技術基準体系

   省令第一項、省令第二項という概念がなくなり、全て”通達”の中の”別表”で扱われます 。

 

表4-50 比較表

改正前 改正後
省令第一項 別表第一~第九 共通事項 省令 (本質的な共通性能規定)
省令第一項 別表第一~第九 個別事項 通達  別表第一~第九
通達    技術基準の解釈  

省令第一項 別表第四、第七、第八のうち雑音関係

通達  別表第十 (雑音関係)

通達    技術基準の解釈 付属の表の2

             (雑音強さ測定方法)

 

通達    技術基準の解釈 付属の表

            (絶縁物使用温度上限値)

通達  別表第十一絶縁物使用温度上限値)

通達    技術基準の解釈 付属の表の3

           (使用温度上限値測定方法)

 
通達    2項基準の制定について

通達  別表第十ニ 国際規格等に準拠した

          基準

         (約50のIEC-J規格)

追加された技術基準

1.電源コード折り曲げ試験

  (1)技術基準 別表第八(16)電気髪ごて、(46)電気掃除機、(75)毛髪乾燥機

  (2)ヘアドライヤー使用後に電源コードを本体に巻き付け保管することを続けていたため、内部の

     電線がショートした事例を踏まえ、折り曲げ試験の条件(屈曲回数、屈曲角度)が強化されまし

     た。

2.電動機用コンデンサの保安装置等

  (1)技術基準 別表第八(41)扇風機・換気扇、別表第十二(J3000)

  (2)長期使用によるコンデンサの劣化が発煙・発火の原因となりえるため、従来、電気洗濯機、

     エアコン、電気冷蔵庫・冷凍庫で要求していた保安装置・保安機構の規定を、扇風機・換気扇に

     追加されました。

3.固定配線との接続用口出し線機構

  (1)技術基準 別表第八 共通の事項(2)ン

  (2)「撚り線」接続に起因する事故防止のため、従来、浴室用電気乾燥機で要求していた端子接続化

     を、口出し線を有する定格電流10A以上の製品全てに拡大されました。

4.電熱器具の電力調整用ダイオード

  (1)技術基準 別表第八 共通の事項(2)イイ、別表第十二(J3000)

  (2)強弱切替用に並列接続していたダイオードが加熱した事例を踏まえ、電気ストーブのみで要求

     されていた次の内容を、電力調整用にダイオードを並列接続する電熱器具全てに拡大されました

     一方のダイオードが切り離された状態でも耐えることができる定格電流とし、使用するダイオー

     ドは同一仕様であること

5.内部配線の屈曲耐久性

  (1)技術基準 別表第八(1)電気ストーブ、(41)扇風機、(42)電気冷房機、(50)冷蔵庫・冷凍庫

          (68)電気マッサージ器、(71)自動販売機

  (2)電気ストーブの首振り部などの可動部に使用される内部配線の屈曲耐久性試験については、従来

     共通事項として試験条件(屈曲回数)を一律に定めていたが、国際規格との整合性等を鑑み、

     個別に屈曲回数を設定するようになりました

6.電気床暖房の耐久性試験

  (1)技術基準 別表第八(33)電熱ボード、電熱シート及び電熱マット

  (2)従来の電気床暖房用の電熱シートの耐久性試験では、自己温度制御機能を有するPTCヒーターを

     使用した製品を適切に評価できない可能性があるため、PTCヒーターの特性を考慮した試験方法

     が追加されました。

 

 

 

ktass

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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